リングが薄くなって千切れてしまいそう、直せますか???
今回は、
『お気に入りのリングが千切れてしまいそう!』
『リングの厚みが薄く、指に食い込んでちょっと痛い。。。』
『サイズ直しをしたいけど、なんだかペラペラ、大丈夫かしら。。?』
そんな不安をお持ちのお客様へのご提案です。
そんな時も、大丈夫。『腕替え』という作業をして対処します。
リングの薄くなったの部分を取り除き、厚みをつけて造った新しい腕を溶接し、形成し直すのです。
その際にサイズを大きくしたり、小さくすることも可能です。
Beforeの写真のリングは、サイズを大きくしようとしましたが、腕下(うでした)の厚みが薄く、これ以上の通常のサイズ直しで加工をするのは、得策ではないと判断しました。
なので、『腕替え』加工で、K18の厚みを付け直しながら、サイズアップをしたのです。その際に、表面のテクスチャーも、ホーニングからダイア荒らしに変えて、雰囲気を変えてみました。
全体に高級感が増して、よい出来上がりだと思います。
厚みのバランスが整えられたことで、リング全体の重さのバランスも取れ、着け心地が良くなりました。
『お気に入りのリングは毎日着けっ放し。いつだって一緒よ。』
『愛用のリング、長年の間にサイズ直し、もう一度サイズ直し、もう一度。。。』
例えばそんなつぶやきに心当たりのあるお客さま、一度リングを見てみてください。
もし、腕下が極端に薄くなっていたら、要注意。
本当にリングが切れてしまうこともありますので、次に新品仕上げやサイズ直しをする時には、腕替えをした方がいいかもしれません。
スタッフがアドバイスさせていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。
受付担当 : 古代 真咲