リングのサイズ直しって、どうやって加工するものなの???
ここのところリングのサイズ直しのお問い合わせをよく頂きます。なので、今日はサイズ直しの工程をご紹介しちゃいます。今回は、サイズを広げるところをご紹介します。
基本的な流れは、Step1.~Step3.の通り。
東宝ダイヤモンドでは、特殊なものは除きますが、どのサイズ直しもこうして間に地金を挟んで広げていきます。
ひとつひとつ、手間を惜しまず丁寧に、かつ迅速に加工は進んでいきます。
これは、職人さんの長年の経験と優しさのなせる技です。
よく、お客様から「サイズ直しをするとペラペラになってしまうのでは?」とご質問を頂きます。
確かに、間に地金を挟むサイズ直しでも、ヤスリをかけたり、磨いたりしますので、多少薄くなることはあります。
しかし、地金を挟まず、叩いてサイズを伸ばした場合、金属が引っ張られるわけですから、当然、リングの厚みは全体に薄くなってしまいます。
また、大抵のリングは腕下(指の腹側にくるところ)の方が一番細いので、叩いて円周を大きくしようとすると、その一番薄くて弱いところが一番引っ張られます。結果、腕下がペラペラになってしまうのです。
お客様の中には、きっと過去にそういった経験をされて、心配なさっている方もいらっしゃると思います。
同じサイズ直しといっても、その出来上がりのクオリティーは職人さんの持った技術と愛情によって天と地ほども違います。
東宝ダイヤモンドは手間を惜しみませんが、仕事は迅速です。
それが、お客様へ良い技術を提供する、ということだと思うからです。また、お品物によって、加工費やすべき加工は異なります。
お持ちいただくか、ご郵送頂ければ、まずはお見積もりと加工のご説明を致します。ご遠方の方は、まずはお写真をお送りくだされば、大まかなことはお話させていただきます。
思い出のリングも、大切なリングも、身につけてこそ。サイズが合わなくなって、眠ったままのリング、そろそろ直してみませんか?
受付担当 : 古代 真咲