知ってますか?ゴム型の種類。状況によって使い分けるんです。
1.普通ゴム
熱と圧力をかけて固めます。なので『焼きゴム』とも言ったりします。
その際に”引け”が生じ、型取りしたものの大きさが、多少縮みます。
“引け”は何%と断定できるものではなく、形状によって異なります。
2,500円~と手ごろで製作にかかる時間も比較的短いです。
2.液ゴム
液ゴムは、普通ゴム(=焼きゴム)に比べ、収縮率の小さいゴムです。
常温で、圧力をかけずに固めるので、型取りの際に生じる収縮が少ないのです。
液ゴムを利用することで、加工の幅は広がります。
例えば、熱をかけると溶けてしまうようなプラスチック(中には不向きの
樹脂などもあります。)や、圧力をかけると割れてしまうような貝殻などの
型も取れてしまいます。
(過去には『コンペイトウ』の型を取った方もいらっしゃいましたね。)
料金は、焼きゴムの倍のお値段で5,000円~ 加工時間も焼きゴムより多少長く必要です。
水ゴム、シリコンゴム、様々な呼び名があるようですが、東宝ダイヤモンドでは
この収縮率の小さいゴムを「液ゴム」と呼んでいます。
原型からなるべく大きさを変えたくない時や、厚みが薄い時など、
ご要望と状況に合わせてどちらが良いかアドバイスさせていただいております。
どうぞ店頭にてご相談ください。
受付担当 : 古代 真咲