3月の誕生石 – アクアマリン – 聡明、勇敢、沈着
- 硬度: 7.5~8.0
- 屈折率: 1.57~1.58
- 宝石言葉: 聡明、勇敢、沈着
アクアマリンは美しい海の色。その名前も”海水”にちなんでいます。
黄色の日本人の肌にも良く合い、その爽やかなパステルブルーは、どこか凛とした聡明さを感じさせます。
『アクアマリン』と言うのは『宝石名』ですが、鉱物名で言えば『ベリル』という枠に入ります。その『ベリル族』には、アクアマリンの他にもエメラルドやモルガナイトなどがあり、実は兄妹のような関係です。
宝石の色や特徴の違いは、育った地質環境や条件の違いを表します。
ベリルの中でもアクアマリンなどは比較的、傷気も少なく大きな結晶が採れます。
エメラルドは、苛酷な条件下で成長するため、結晶のサイズも小さく傷やインクルージョンも多くなるのです。
アクアマリンは硬度も十分あるので、加工の際に、比較的問題の少ない石です。
しかし、市場に出回っているアクアマリンの中には、加熱処理をして色を明るくしてあるものも多くあります。熱しすぎると変色したりするので、注意は必要です。
そのため、サイズ直しなど加工の際にはレーザーを使用することもあります。
アクアマリンはルースからジュエリーになると、より輝きを増し、デザインによって爽やかにもエレガントにもなります。
3月生まれのあなたの雰囲気に華を添えるようなジュエリーを、今年こそ造ってみませんか?
受付担当 古代真咲